
うちの子、なかなかおしゃべりができなくて。
他の子とくらべてもちょっと遅い気がして、心配。

うちもだよ。
毎日ネット検索して調べまくってる。

あれが悪かったのかな?とか
言葉がけが少なかったのかな?とか日々悶々としています。

いろいろ調べてくださっているんですね。
でもその時点ですでにおこさん思いのパパとママです!
お子さんたちは幸せです。
ちょっとことばについて考えてみましょう!
そもそも「ことば」とは?
「ことばがでてくる」とはどのようなイメージですか?
- 自分の気持ちを言える。
- 楽しくおしゃべりができる。
- その日あったことを話せる。 などなど・・・・。
実はこれだけではないのです!
「ことば」をみるポイントは次の3つ。
- ことばが言える。
- ことばがわかる。
- 伝えたい気持ちがある。

アイコンタクトを取ったり、物を見せにくる、とか
「つたえたい」
という気持ちがあることが何より大切です。

そういえば、楽しいことがあるとニコニコしてこっちを見てくる。
それがまたかわいい。

「話さない」という点ばかり気になっていたけど、
親の言うことは結構わかってるみたい。
私たちはどうやって話し始めたんだろう?
声の出し方~ことばがいえる~
音声の元はなんでしょう?
そう「空気」です(肺から出ますネ)
これが声帯を震わせます(のどにあります)
ぶーという音がでます。(喉頭原音といいます)
口形を変えたり、舌を使っていろいろな音を出します。


体全体を使って音を出しています。
だから体全体が育っていくことが大切です。

「口形を変えたり、舌を使っていろいろな音を出している」って
さらっと書いてるけど、これが結構難しいのでは?

そうなんです。
例えば「りんご」と言ってみてください。どのくらい舌や口をうごかしてますか?舌を前後に動かしつつ口の形も変えていませんか?「話す」ってとても高度で複雑な動きなんですよ。
「🍎←これなに?」がわかること~ことばがわかる~
🍎=「りんご」だけでは言葉がわかったとは言えません。
🍎=「たべられる」「甘酸っぱい」「皮は赤いけど果肉は白い」「名前はりんご」…、ということがまず頭の中に入ってることが大切です。

頭の中の辞書みたいなものですね!
「りんご」と聞いて「🍎」「食べられる」「甘酸っぱい」「皮は赤いけど」…が思い浮かぶ
これで初めて「言葉がわかった」と言えるのです。

こんなに複雑なんだ。
どうやって教えていったらいいんだろう。

基本的な関わり方で大丈夫!
次から生活の中で言葉を伸ばすには?
をみていきましょう。
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